1. はじめに:EQとコンプレッサーって何が違うの?
初心者あるある:「EQ?コンプ?なんか難しそう…」
名前だけ聞いたことあるけど、どっちが何をするのかわからない!
DTMを始めると、プラグインの中でよく見かける「EQ」と「コンプレッサー」。
でも、使い方を間違えたり、そもそも違いを知らずに音をいじってしまって、ミックスがごちゃごちゃになる…なんて経験ありませんか?
この記事では、EQとコンプの役割・違い・順番まで、初心者でもパッと理解できるように丁寧に解説していきます!
2. そもそもコンプレッサーって何?
※コンプレッサーについての詳しい説明は、前回の記事
「DTM初心者向け:コンプレッサーの種類とおすすめプラグインをやさしく解説!」
で詳しく紹介しています。まだ読んでいない方は、先にそちらをチェックするのがおすすめです。
→ 前回の記事はこちら
コンプレッサーとは、ざっくり言うと…
音の大きさを自動でコントロールするツールです。
音には、「瞬間的に大きくなる部分」や「静かで小さい部分」があります。
コンプレッサーはそのダイナミクスの差を縮めて、聴きやすくまとめるためのものです。
【活用例】
- 歌の一部だけ大きくて耳に痛い → 自動で抑えてくれる
- ドラムのバラつきが気になる → パンチを揃えて一体感UP
- 楽器の音が他の音に埋もれる → 音の芯を前に出す

■ コンプレッサーの波形変化を見てみよう
左が元の音、右がコンプレッサー処理後。音量のバラつきがなくなっているのがわかります。
3. EQ(イコライザー)って何?
EQ(イコライザー)は、音の周波数ごとのバランスを整えるツールです。
簡単にいうと、音の「低い」「中くらい」「高い」成分を調整して、音の質感・聞こえ方を整えるもの。
EQ=音の整形メイク。見た目(聴こえ方)を綺麗に整える道具!
【EQでよくある調整】
- ボーカルがモゴモゴする → 中域をカットしてクリアに
- ベースがこもってる → ローカットでスッキリさせる
- シンバルが耳に刺さる → 高域を少し削る
EQは、音を良くするというよりも「不要な部分を削って整える」という使い方が基本になります。
■ EQの視覚的イメージ
EQは、音の成分を周波数(低音〜高音)ごとに調整するツールです。

4. EQとコンプの違いをざっくり比較!
ここが一番大事!
EQとコンプは役割がまったく違います。それぞれの特徴を一覧で見てみましょう。
EQ(イコライザー) | コンプレッサー | |
---|---|---|
調整するもの | 音の質感・周波数 | 音の大きさ・音量差 |
主な用途 | 音色を整える | ダイナミクスを整える |
例 | こもった声をクリアに | バラついた音量を均一に |
たとえ | 化粧で整える | コルセットで締める |
■ 視覚的に違いを見るとこんな感じ!
左がEQ:色を整える/右がコンプ:音の強弱を整える。

5. どっちから使えばいいの?
基本ルール:EQ → コンプレッサーの順番で使う!
【なぜ?】
EQで先に「不要な帯域(ノイズ)」や「不要な音成分」を整理しておけば、
コンプレッサーが本当に必要な音だけに反応してくれるからです。
【初心者向けアドバイス】
- EQを使って耳に痛い・モコモコする音を処理する
- そのあとにコンプレッサーでバランスとアタック感を調整する
→ この流れだけでかなりプロっぽいミックスになります!
6. 【あとで追加予定】おすすめEQプラグイン紹介!
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7. まとめ
EQとコンプレッサーは、音作りにおいて基礎中の基礎。
でも、その「役割の違い」をちゃんと理解しておくだけで、ミックスの仕上がりが見違えます!
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